3月に入り、春めいてきましたね。近所では桜もちらほらと見るようになりました。
春の嵐の後は、琵琶湖疎水の水位も高くなり、波打ちながら下流へと流れていきます。
今回は、利用者のNさんに、スマイルで働く中での思いを文章にしていただきました!
中村さんは、チャーミングでボケ突っ込みが得意なB型の利用者さんです。
~スマイルワークに入所したきっかけ~
病歴は11年あって、長い間働くことを止めて引きこもっていたこともあり、病気があるからと働くことを諦めと劣等感を持っていた僕が、障がい者向け就労支援事業所という障がいを抱えている人も働ける支援施設を知ったのがきっかけです。
スマイルワークを選んだ理由は、事業所の名前から笑顔で楽しく働けそうだと印象を持ったことや、家から近くて通いやすいのこと、体験利用で行った箱折りの内職の仕事やエコボールという野球ボールの修繕事業に関心があった事などが挙げられます。
~やりがい~
エコボールの傷んだ糸を新品の糸に縫い直して、糸の凹凸を滑らかにし、ボールの布地の土汚れを落として完成させたときに達成感を感じます。
また、市内のマンションに行って清掃作業をする際、雑巾を使って窓やドアをピカピカに拭いた時やほうきで埃やゴミを片付けた時の清潔さなどにやりがいを感じます。
~自分にあった変化~
障がい者就労のことをよく知らなかった自分には働くのは無理だと、後ろ向きで諦めていました。ですが、仕事の中で役割を持つことで、自分も仕事をすれば人の役に立てるのだと感じ、自己肯定感を持つことができ、自信も付きました。
仲間たちと談話しながら仕事をしているときは、楽しさも感じています。
~これからの自分~
今後は週4日フルタイム就労をしているのを週5日就労して仕事に慣れていき、B型からA型にステップアップを図りたいと考えています。
最近では、A型の仕事を訓練したり、清掃班のリーダーとして、役割分担の振り分けやタイムスケジュールの計算などを行ったりすることで、更なるスキルアップを図っています。